HNL Night Life

帰国直後の風邪とジェットラグにより、少し時間が経ってしまいましたが、忘れないうちに、記録を残しておきます。

Lotus Sound Bar @Kuhio Ave.
myspace.com/lotusoundbar
DJ K-ing (Freeform Sound Collective, HNL)

話題のNew Club、Lotus Sound Bar。かつてのハワイではきっと珍しいハウスミュージックメインのクラブです。Mon, Wed, Friの3日間は、マイメン DJ K-ing氏がレギュラーでヘヴィープレイ中。彼の体力とDJへの情熱には驚かされるばかりです。Mix-CDも２枚新作をいただきました。（これからゆっくりと聞きます）僕が訪れた金曜は、客層は場所柄もあってツーリスト60%とアジア系ローカルの一部といった趣き。内装はオシャレで、ドレスコードもあり。盛り上がってくるとメインランドではお決まりのSexy Go-Go Dancers（Wild On!って感じ）が登場し、サウンドシステムの上に乗って踊ります（笑）これからシステムもフロアも拡張されるという事で、システムが大きくなるにつれ、見た目は面白いが、SP上で踊るのはちょっと危ないかも・・・事故には十分お気をつけください。＜オーナー Paul様
肝心のサウンドシステムですが、これまでハワイで体験した中では最も巨大なシステムで38（15インチ）のフルレンジを搭載した巨大エンクロージャー、バックロードウーファー x4が導入され、フロアを囲んでいます。なんでもNYCのサウンドデザイナーが設計をしているそうです。メインミキサーはHouse DJには、おなじみBozak CMA 10-2DLA（ライン入力 x4）とアイソレーターは見た事が無いチューブ使用のモノでした。スモークマシンもあって、ライティング担当の人（なぜか高齢！）もDJブースの後ろで踊ってるし、これからが楽しみな中バコではあります。先週末はカリフォルニアからAndy Caldwell（OM、Soulstice）が来て廻したり、日本からは年末にKo Kimura、来年はDimitri from Parisが訪れる予定だとか。メインランドが好景気（？）という事もあり、これからHawaiiのダンス（パーティー）ミュージックシーンは注目に値すると思います。DJ K-ing氏が"Everybody Dance Now!"でロックする阿鼻叫喚、基い、酒池肉林？？？のフロアを見ながら、少しバブル時のジュリアナ東京を思い出しました・・・そう言えば日本ではベルファーレが年内に閉店しますネ・・・。ここでプレイするチャンスもありましたが、その日はBig Islandからの帰還でエネルギー切れ。また次回という事で。






写真はパールハーバー近くの新古レコード屋のJelly's、全部見るにはあまりにも時間がありません！

Indigo @China Town
Jesse Saunders (Chicago)
http://jessesaunders.com
Jahson The 45 Revolver (Redda Fire, HNL)など
myspace.com/jahsonthe45revolver

昨年もそうでしたが、プロモーションが強力なのか、Indigoの金曜日は客が入ってます。この日、シカゴのハウスレジェンド Jesse SaundersがOpium Denにてプレイ。Green Roomは（多分）ハワイでは長いキャリアを持つシカゴ出身のハウスDJ G-Spot、もう一つの部屋がテキサスかどこからかの田舎から数年前にハワイへ移住してきたというReggae & Hip-HopのJahson The 45 Revolverが担当しており、いずれの部屋も盛り上がっておりました。一緒に足を運んだ友人のJoeによると、最近のハワイはJahson The 45 Revolverの人気がかなり高いという事でした。各フロアも人が一杯でしたが、特にReggaeをプレイしながらも、Hip-Hopの影響が垣間みられるJahson部屋のVibesは心地良く、サウンドシステムは小振りながらも、Bassが腰に来る感じに音が作られていてなかなか良かったです。（知ってるチューンが多かったが・・・）客層も、盛り上がりも、この日一番だったのでは？レゲエとヒップホップの邂逅が自然なのも、何かハワイアンダーグラウンドって印象ではありました。そして、多いに盛り上がりつつ、1時45分にライトアップ！午前2時にて終了〜！（笑）



Indigo @China Town
Concord Dawn (NZ)
DJ Whizard (LA)など
myspace.com/djwhizard

この日は自分もプレイするという事で、雰囲気がどんな感じになるのか迷いつつも現場に到着。結局、エレクトロ/ハウス好きらしきクラウドは最後まで皆無で（笑）、ゴシック（いわゆるゴス系）のハードコアD'nBファンでOpium Denのみ満杯となりました。まぁ、こういう事は良くあるでしょう。しかしながら、昨晩の3フロアの同時盛り上がりを見ているだけに残念ではありました。Opium Denでは、店のオープンと共にDJ MonkeyがJean Michel Jarreをプレイしていたのが妙に印象的でした。（Kevin、いつもお疲れさまです☆）僕が隣のGreen Roomでプレイ中に、女性客が「80'sが無いのか？プリンスが無いのか？」としつこく聞いてくるので（アメリカだけにここまではフツーに想定してましたが・・・）、「今日は日本から来たから持ってきて無〜い、ゴメン！」と答えると、次には「ギャングスタ・ラップは無いの！？」と来ました。さすがはハワイ、これは想定外でした。そして彼女は詰め寄った挙句、僕のレコードの針をうっかり飛ばして気まずそうにフロアを離れました（笑）こんなアクシデントもありましたが、客層を見るだけでも十分楽しめましたよ！都内の一部ではともかく、まず家の近所ではまず見る事が無いであろう、客のファッションと出で立ちはハワイがアメリカである事を感じさせます。NZのConcord Dawnは、懐かしのAmen Breaksでカッ飛ばしてましたが、僕が気にいったのはその前にプレイしたLos Angelsからの刺客 DJ Whizard！彼のプレイは若々しくてセンスも良く、流れもクラウドの心を掴んでいて楽しめました。彼がバラ撒いていたMIX-CD「Imperial Dub」も、レゲエとラガジャングル/ドラムンベースがうまくミクスチャーされていて、面白い内容でしたね。いや〜いろんな人がいますね。来年は、ハワイのD'n Bプロモーター Pacific Jungleが、VirusのEd Rush & Optical (UK)を招聘するようです。こりゃまた、ハードそうですなぁ。そして、Concord Dawnは終了前には多いに地元クラウドを盛り上げ、1時50分頃にライトアップ！アンコール途中で、午前2時にて終了〜！（笑）

追伸：残念ながら、またもDJ Harveyの39 Hotelは閉まってました・・・週末なのに。

※注
多くのハワイのクラブは、リカー・ライセンスで営業時間が決まってます。大抵の店は客電のライトアップと共に午前2時にて終了します。最初はショッキングではありました・・・。